ハンナの憂い

不妊治療中のクリスチャンのブログです。

二度目の人工授精

今日、2度目の人工授精をしにクリニックに行ってきました。
人工授精は受付が17時までと普通の診察よりも早く、平日には行きにくいため、先月も今月もちょうど土曜日にあたってくれたことは、神様のご配慮に感謝です。
ただやっぱり、土曜日は混んでいます
私と同世代くらい(20代後半〜30代前半くらい)に見える比較的若い方々が多く、みんなそうだよなあ、平日は仕事休んだり、職場に事情を話して融通きかせてもらったりできないもんなあ、まだ若いから焦らなくていいんじゃないとか言われちゃうもんなあ・・・と勝手に慮ってしまいます。

 

受付から1時間ほど待って、人工授精をしました。
1回目の時のような鋭い痛みはありませんでしたが、ちょっと生理痛のような重い不快感がありました。
その後、もうすぐ排卵しそうではあるけれど念のため、ということで、排卵誘発の注射をしていただきました。
これが筋肉注射だからか、痛い。 
針が刺さる時よりも、薬が入る時に痛い( ; ; )
(私が肩の力を抜けていないせいなのですが・・・)

こんな痛みなんて序の口で、妊婦さんはもっと日々痛みをたくさん経験しているし、出産の時にも死ぬほど痛いんだってことは頭ではわかります。
でも不妊治療にしても、めでたく出産するにしても、なんで女性ばっかりこんな痛い思いしないといけないんだと思ってしまいます・・・。
まあ、この「なんで」は、説明や答えを求めている「なんで」ではないんですけどね。

 

お会計は今日だけで約27000円、保険がきかないのは痛いです。
次回の予約は取らずに帰ってきてしまいました。
排卵したかどうかの確認だけでまた5000円近くもかかってしまうんだと思うと、躊躇ってしまいました。

 

今回の人工授精で妊娠が成立するかどうかはわかりませんし、期待もしていません。
そのことは神様にさえも期待していません。
1サムエル記のハンナの祈りから、もっと神様に期待して貪欲に具体的に祈っていいんだと学ばされましたが、私はハンナほど、絶対にこどもが欲しいと思っているのか、自分でわからなくなってきました。


ただ一つ神様に期待しているのは、いつでも最善のことをなさる方である、ということです。
今回か、いつの日か、こどもを授かることが私たち夫婦にとって最善なのであれば、どのような形であれ必ず与えてくださるし、
与えられないことが最善なのであれば、それは不幸なことではなく、私たちにとって一番良いあり方なのだと思います。
今回どうなっても、それが最善なんだと受け入れて、気持ちを切り替えてまた新しい月を迎えたいと思います。